FreeNAS インストール手順

blog上では編集も面倒なので移動しました。
最近では0.7RC2が使えたりするので、全面的に書き直してます。


以下は以前書いた古い話(0.69時代)





いきなりFreeNASの話。



まだはてなに登録もされてない言葉のようなので、軽く解説。
FreeBSDベースのファイルサーバ専用OSとでもいえばいいだろうか。
CD-ROMからブートさせて、PCに搭載されているHDDを丸ごとファイルサーバにすることが出来る。
使うにはCD-ROMブート、HDDにインストール、USBメモリにインストールなど。
必要になるPCのスペックは、LANが1つ以上あること。ストレージにするためのHDDが搭載されてること。
以上(笑)


いちおー、メモリも必要ですが、容量はそれほど要らないです。
最小96MBだそうだ。


USBメモリでブートできるマシンなら、USBブートさせてHDDを100%使い切れるようにするのも面白いかも。
ただし、どっちにしろインストールするには必ずCD-Rを作らなくてはならないので注意。(CD-RWでもok)


CD-ROMからブートさせる場合は、起動時のIPが192.168.1.250になってしまう。
まぁ起動させたあとにDHCPにするなり、好きにすればいい。再起動したら戻るけど。
そこだけは注意が必要かな?

# DHCPにしてしまうと、色々面倒なので固定IPにすることをオススメする。


HDDにフルインストールしても128MB程度。残りはストレージに使える。




ML115G1をFreeNAS化をして、デスクトップの後継にはML115G5で行くことにした。なぜならG5はPhenom X4を積めるからだ。
(本来ML115はサーバ機ですが、こいつはPCI-Exp x16を使えるので、グラフィックボードが載せられる=なんでもありという位置づけになった)
最近何かとシングルコアでは物足りないと思っていたし、安価だしちょっと試してみようというところもあるからだ。


さて。
それに伴ってHDDをいくつか追加し、構成を変えようと考えた。
現状のSATA 1TB x3(RAID 0)に、もう1台HDDを追加し、RAID 5にする。
つまりはRAIDボリュームに入ってるデータを一旦何かに移さなくてはならなくなったわけだ。


とはいえ全部で300GBくらいデータが入っているので、そうスマートに移せる先が無い。
何しろ、手持ちのThinkPad X300SSD 64GBしかないし、ThinkPad 240や240Zもそれぞれ120GBしかない。
実効範囲でいえばもっと少ない。
それぞれバックアップ専用にセットアップするのは面倒だし、あちこちにデータが散らばるのも好まない。


ならば、昔使っていたPCに250GBのHDDを追加してFreeNASを入れてみようじゃないかと。







結果的にはなんとかなった。
日本語化も部分的にはされているので難しくもない。
というか、BSD使いの端くれだった私だからどっちかっていうと簡単。
そんな感じ。


これはもっと簡略化したり手順を追って説明したら流行るかもしれない。



さて、気になる性能面。
FTPでのスループットは平均200Mbps以上出てます。(Gigabit Ethernetを使ってますんで)
Samba(CIFSプロトコル)は微妙。平均150Mbps程度かな。これはこんなもんなのでokってことにしておきます。
もともと変なプロトコルだから仕方ない。


CIFS(SMB)、FTPSSH(SCPとか)、NFS、AFP、Unison、UPnPiTunes/DAAP、DDNSSNMPUPS、Web、BitTorrentなんかに対応してます。
ユーザ認証も出来るし、ADとも連携できるし、LDAPなんかも。


なんか凄いよ、これ(笑)